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長新太さん追悼号【魂に効く絵本】

魂に効く絵本  ~絵本は恋に似ている~ 2005.7.1 第7号
 


長新太さんが亡くなりました。

ナンセンス絵本の巨匠でいらっしゃいました。

巨星墜つ、の感があります・・・




というわけで、長新太さん追悼号


   ☆「理屈抜きに 五感で楽しむ体験の 大切さ」

                 を語る絵本 ご紹介

    

    ・『キャベツくん』(五歳くらいから)

    ・ 私の お気に入り長新太作品     



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 ● 『キャベツくん』

  長 新太 文・絵  文研出版

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     ~~あらすじ~~


 キャベツくんが あるいていくと

 ブタヤマさんに あいました。



 「おなかがすいて フラフラなんだ。

      キャベツ、おまえをたべる!」




 キャベツくんが

 「ぼくをたべると キャベツになるよ!」と

 いいました。



    「ブキャ!」



 ブタヤマさんは そらをみて、

 びっくりしてしまいました。

 はなが キャベツになっている ブタヤマさんが、

 そらにうかんでいます。




 キャベツくんが、

 「ぼくをたべると、こうなる」といいました。

 「じゃあ、へびが きみをたべたら、

             どうなるんだ?」


 「こうなる!」とキャベツくんはいいました。


    「ブキャ!」


 キャベツを 三玉 串刺しにした、

 おだんごみたいなへびが そらにうかんでいます。




 「じゃあ、タヌキがたべたら、どうなる?」


 「こうなる!」とキャベツくんはいいました。


     「ブキャ!」
 

 (さて、どんなものが空にうかんでいたでしょう^^?)




 「じゃあゴリラがたべたら?」


 「こうなる!」とキャベツくんはいいました。


      「ブキャ!」


  (さて、どんなものが空にうかんでいたでしょう^^?)

         ・

         ・
       
         ・



      ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'




“「こうなる!」とキャベツくんはいいました。”

この決まり文句が各ページの末尾。




そこで、次のページをめくると、一行目が




    「ブキャ!」





そして、大きく宙に浮かぶ、


身体の一部がキャベツになってしまった動物の、


バカバカしくも笑える ナンセンス戯画。




その、リズミカルな繰り返し。



“「こうなる!」とキャベツくんはいいました。”

の決まり文句に、「くるぞ くるぞ くるぞ」と

いやがうえにも盛り上がる期待(^^)



「やっぱりキタ~ッ!」

期待を裏切らない、いや期待以上のバカバカしさの快さ。





理性や知性のスイッチを切り、


理屈ぬきに大笑いするためにある本。






      ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'






絵本は、子どもたちの純粋な喜びのために存在します。


文字や言葉や知識を教えるためにあるのではない。

喜びや笑いや感動のためにあるのです。

純粋なエンターテイメントのためにある。

幼い人たちが最初に出会う芸術作品なのです。




しつけや教育のためにあるのではない。

子どもに思想的なスローガンを訴える手段ではない。

生きる喜びをはぐくむ純粋な芸術なのです。




長新太さんの作品はどれもこれもナンセンスです。

頭をつかって理解できる範疇を大きく超えてしまっている。


そこが素敵です。

頭のスイッチを切って、五感で理屈ぬきに楽しむためにある絵本。

そのコンセプトが明確なのです。




知性、理性、知識、教養、分析、批判、論理的思考力

すべて確かにとても重要なものです。

でも、時に応じてスイッチを切ることができないと、

生きる力が邪魔されることがあります。

生きる力は身体に住んでいる非論理的なものなのです。



好き、ワクワク、愛、喜び、悲しみ、情熱、怒り、ハングリー精神、悔しさ、、、、


これらの「想い」こそが牽引力。

「こうでありたい!」という強い想い。

知性や論理的思考力は、

その「想い」を叶えるために働くサポーターに過ぎません。


その「想い」のために

次の一歩を右にとるのか左にとるのかを判断する。

その役目が知性や理性の役割です。

あくまでも二次的な存在。サポーター。



まず、「想い」ありき。

あちらの方へ一歩ずつでも近づいて行きたいのだという切望あっての人生。


まずはエンジンが、牽引力が働かなければ歩き出せない。

どこへ向かえばいいのかわからない。

駆り立てられるものがなくてどうして進めるだろう?

「想い」がなければ、自分が何がしたいのか分からない。

どんな人生を生きたいのかわからない。




まず、「想い」ありき。

「こうでありたい!」という切望。





「想い」に導かれる充実した人生のために

幼い人に 心がふるえ、喜ぶ経験を与えたい。

知性や理性を刺激する情報ではなく、

心や胸が喜ぶ情報を与えたい。



理屈を超えた五感への刺激。

まずは心の栄養、心の食べ物。

美しくて、純粋な生きる喜びを与えるものを。


人は、感動することによってしか変わらない。

人は、内側からしか変容しない。

人の天命を示す飛行石は、胸でしか光らないのです。




まずは「想い」あっての人間

まずは「想い」あっての人生。



まず、幼い人には、心がふるえ、喜ぶ経験を。

知性や理性を刺激する情報ではなく。






      ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'





理性や知性のスイッチを切り

純粋に五感で楽しむ体験をくれる名作。


『キャベツくん』
  長 新太 文・絵  文研出版
(読んであげるなら五歳くらいから)








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 ● 私の お気に入り長新太作品 ご紹介!

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☆『つ き よ』 教育画劇

三日月の輝く晩、
たぬきは人知れぬ山奥の湖で、
三日月がこっそりと
あんなことやこんなことをやっているのを見てしまいました!

たぬきはびっくりして、
思わず 
おなかをぎゅうっと両手でつかんでしまいました・・・





☆『おばけのいちにち』 偕成社

おばけって、いったいどんな一日をすごしているんでしょうか?

細長い勾玉みたいな形をして目鼻もない、
緑色一色のシュールなおばけ。

どんな歯ブラシ使ってるの? 
はいているパンツは? 
かぶっている帽子は?

訪ねてくる友達、ネコとのケンカの様子、などなど、
おばけの隠された日常が明らかに!





☆『つきよのかいじゅう』 佼成出版社

かいじゅうをカメラで撮影したい! 
人里離れた湖で、
かいじゅうが現われるのをひたすら待ち続けた
カメラマンの見たものは?!





      ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'





長新太作品にハズレはありません。

静かで品のいいナンセンス。

シュールな中に穏やかな温かさのある笑い。

おおらかで広がりのある画風。



長新太作品の末尾の数行が、特に好きです。


◇『キャベツくん』の末尾

  「ブタヤマさんの よだれが
  かぜにのって、やわらかく
  ながれていきました。」


◇『つ き よ』の末尾

  「いけは もりのおくのほうに あるので、
  せかいいちの たんけんかだって
  みつからないと、ぼくはおもいます。」



◇『おばけのいちにち』の末尾

  「よるになった。
  おかのうえの おばけのいえ。

  しろいはなが さきはじめた。」





詩的な味わいのある 静かな余韻を残す終わり方・・・


シュールでナンセンスな絵本ですが、
無理にオチをつけようとはしていない。



ナンセンス絵本ならばお笑いで締めようとしたり、
または話が広がりすぎて
収集がつかなくなったりしそうなものですが。



この詩的で節度のある距離感が好ましい。

長新太作品の 魅力の秘密のひとつのように思います。





      ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'





子どもの本にメッセージは要らない。



いや、メッセージはこもっていてもいいかもしれない。

でも、意図はいらない。

教育はいらない。

説教もしつけも理屈もいらない。


そんな、私の絵本論を裏づけしてくれるかのような 

ナンセンスな 長新太作品の数々。



絵本に、メッセージも教育も主義主張も要らない。

ただ、面白く、夢中になれればいい。

ただ、心に響けばいい。





メッセージは汲み取るものだ。

読んだ子どもたちが各自、自分の手で汲み取るものだ。

与えられるものではない。

教え込まれるものではない。






ラピュタの飛行石は胸で光るのだ。

頭で、ではない。




まずは子どもたちに、心の栄養を与えよう。

理屈ぬきのワクワクと喜びと快さを与えよう。

それこそが生きる力をはぐくむだろう。

絵本は生きる喜びを育てる栄養だ。

心の食べ物だ。




 シュタイナー教育を紹介する『7歳までは夢の中』によると、
 7歳以前は心の栄養だけでよいそうです。

 頭の栄養を与えるにはまだ早すぎるとか。

 虫や自然についての科学絵本も、
 知識を教え込むためのものではなく、
 「自然の驚異」に目を見開かせる、
 「センスオブワンダー」だけで満ちたものを。




絵本は何かを教えるためのものではない。

絵本は何か主義主張を訴えるための手段ではない。

絵本は幼い人々が最初に出会う芸術作品なのだ。

まずは純粋な喜びと感動のために。

まずは純粋な楽しみのために。

まずは美しさを愛でるために。

まずは笑うために。

まずは面白がるために。

感動のあとに汲み取れるメッセージがある。

笑いとわくわくのあとにそっと残るメッセージがある。

そんなものであって欲しい。




      ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'




長新太さんは、

純粋な喜びと楽しみのための絵本を

たくさん世に送り出してくれた

空に大きく輝く星でした。



今は、あちらの世界で、

キャベツくんやブタヤマさんや、

たぬきやかいじゅうやおばけたち、長ワールドの住人たちと

心行くまで遊んでいらっしゃるのかもしれませんね。



たくさんの豊かな喜びを、

たくさんの子どもと大人たちに遺してくれて、

ありがとうございました。


ゆっくりと、お休みください。




      ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'




『つ き よ』 教育画劇
(読んであげるなら五歳くらいから)

『おばけのいちにち』 偕成社
(読んであげるなら五歳くらいから)

『つきよのかいじゅう』 佼成出版社
(読んであげるなら五歳くらいから)


長 新太 アマゾン全検索結果なんと376件!
どれもこれも名作です。
長新太作品にはずれなし。




参考図書

『七歳までは夢の中―親だからできる幼児期のシュタイナー教育』
松井 るり子 著、学陽書房

『センス・オブ・ワンダー』
レイチェル・L. カーソン 著、新潮社
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by tamahomishio | 2005-06-30 15:56 | 魂に効く絵本

波動療法体験記!

それでは、波動療法体験記。



えっと、実は私、全然期待してなかったんです。

赤井川でのイベントに、チャネラーのロイをハワイから招くだけでなく、東京から波動療法の先生を招くと聞いても、まったくピンと来ませんでした。


自発的には決して受けなかったと思います。


私、疲れやすいし自律神経失調症とかの持病もあるんですが、そんなに悩んだり困ったりしてないんです。


ごまかしごまかしでなんとか毎日の生活が送れるので、これでいい、と思っていて。

全然問題意識を持ってなくて。



それが、イベントの現地スタッフとして運転手代わりに狩りだされることになり、そのお礼として波動療法を受けられるようにしておく、とNaokoさんに言われ、「そういうことならば受けてもいい」くらいな気分でした。



そして、私の予約として知らされた時間に、恐る恐る、波動療法の小窪先生と荒島先生の待つ部屋のドアを開けました・・・。



そして、大感動いたしました。


直後から、私は信奉者になりました。


私は波動療法の素晴らしさを世の中に伝える伝道師となりました(笑)




期待してなかった分、感動が大きいです!



これを体験してしまうと、今まで私が受けてきたの指圧とかマッサージってなんだったんだろう、と思います。


比べると、私が今まで受けたことのある指圧やマッサージの人って、「決められた時間、決められた手順でしかるべき場所を刺激してればいいんでしょう」というようなスタンスだったような気がしてきます。


ぼんやりと「今日の晩御飯何食べよう」とか、そんな感じで別なことに思いをめぐらせながら、ただ時間をやり過ごしていただけのような気が。




なんていうか、やはりセラピストは人間力ですよね。



Being(在り方)こそが大切です。

Being(在り方)こそが人の胸を打ち、人の心を開かせる。

Doing(何をするか)ではありません。


決められた時間、決められた手順でしかるべき場所を刺激してればそれでいい、というものじゃない。




“心ここにあらず”

“なあなあ”

“おためごかし”


それらの正反対に位置する関わり方。


そんな真摯なスタンスで、小窪先生と荒島先生には関わっていただいたと感じます。

大いに感動いたしました。




もちろん、親友かよちゃんのしてくれる足心道の足もみなど、心のこもったマッサージを受けたことがないわけではないんです。


波動療法のすごいところは、ただマッサージするだけでもないというところです。



マッサージもしてくれるんですよ。

それがめちゃくちゃ気持ち良いんですが。

それだけじゃなく、リーディングもしてくれるし、波動を流してもくれる。

その上、心理療法もプラスされてる。

一種の短く簡素なインナーチャイルドワークがセットで付いて来る、みたいな(^^)



リーディングとしては、身体を触りながら、「何歳くらいにこんなことがあったでしょう」みたいなことを色々言われたりします。

「こんな感情をひどく溜め込むタイプですね」とかね。

「ここがこんな風に痛いでしょう」とか。

半分霊感占い師みたいです。

それがまたかなり当たってる。

すごい。




それから、波動を流してもくれるんですが、レイキに似た温かいエネルギーを流し込んでくれます。

これがまた気持ちいい!!




それから、二時間弱の施術の間中、「ずっとがんばってきたんだね」「つらかったね」「もうがんばらなくてもいいんだよ」「そのままの自分でいていいんだよ」などの心のこもった言葉をかけ続けてくれます。


めちゃくちゃ癒されます!

何度も何度も泣きそうになりました。


「生まれなおし」や「生みなおし」のワークもします。

もうすでに心理療法の世界ですよね。



「生みなおし」はお子さんの居る方用です。

子どもを身ごもってから出産まで、ずっと幸せで愛に包まれていた、と母親がイメージングすることで、子どもがガラッと変わるそうです。

アトピーや喘息だって治るよ、と先生に言われました。


でも、母親が癒されて、変われば、子どもが変わり健康になる、っていうのはすごく良くわかります。

さもありなん、って感じです。

うちの場合は残念ながら効果の程はまだわかりません。

というのも、丁度今息子たち二人ともアトピーも喘息も治まっている時期で・・・。

でも、期待できると感じています。



めちゃくちゃ気持ち良いマッサージ

リーディング、波動

その上、心理療法も。



これを二時間弱びっちりと、先生二人がかりで。



私はリピーターになります!

家族にも受けさせたい。

友人知人にも薦めまわりたい。



だからまた北海道にお二人を招くことになりました!


興味のある方は無料メルマガ「北海道知的探検ワクワク情報」を購読登録しておいてくださいね。

日時など、詳細が決まり次第、そちらでアナウンスいたします!



道外の方のために、波動療法の先生の連絡先をお知らせしますね。

ブログで公開OKの許可ももういただいてます(^^)

料金は、北海道まで来てくださっていたので、交通費・宿泊費も入っているのかもしれませんが、一回二時間弱で二万円でした。

東京で受ければもっと安いかもしれませんね。

今手元に名刺があるのですが、HPとかはお持ちじゃないようです。

連絡先としては、携帯番号しか書いてないのですが、それをお知らせしますね。


090-1263-6171 アイシン波動療術院
090-3806-2611 荒島先生
090-8784-1104 小窪先生



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スピリチュアル・コーチ 珠帆 美汐
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by tamahomishio | 2005-06-18 01:51 | 自分の本質を輝かせる!

溜め込んだ怒りと憎悪 その5(完結編)

だらだら書いているうちに、記憶もあやふやになってきてしまいました(^^;

でも、せっかくなので、完結させます!


コメントくださった方へのレスにも書いたのですが、私が一番このシリーズ日記で言いたかったのは、


「一日は夜があってはじめて完全な一日となる。

人格だってそう。

影の部分があってはじめて完全な一人の人間となる。」


ということなんです。

有名な『ゲド戦記』の名前を出すまでもなく、こんなことはどこででも言われていて、周知の事実ですよね。


心理学好きな私は、中学生の時に『ゲド戦記』、『夢判断』(フロイトですね^^)読んだときからそんな概念は良く知ってました。


でも、自分のお腹の痛みの原因が、怒り狂った藍色の竜だ、と

ブリージングセラピーで気がつくまで、

自分が自分の影の人格を打ち負かし、抑圧し、無視しているなんて、

一切気がつけずにいました。



狭いところに閉じ込められ、怒り狂って壁に体を打ち付けて暴れている竜の存在に気がつき、

注意を向けたら、それだけで、竜の怒りは静まって行きました。


そして、さめざめと泣き始めました。

ひどく傷ついていること、

その傷がまだ全然癒えておらず、まだ血が流れていること、

その耐えがたい苦痛ゆえ再び傷つくのをひどく警戒していること、

だからこそ怒りと憎しみの臨戦態勢で防御していること、などが、よく伝わってきます。



多分、過去生から持ち越してきた傷、怒り、憎しみなんでしょうね。


今まで、人格を乗っ取られて圧倒され振り回されるか、

でなければ打ち負かして抑圧して押し込めるか、

そんな極端な対応しか、してこなかった・・・


こんなふうに、存在に気づき、寄り添うなんて、したことがなかった。

そんなことに気づきます。


その怒り狂った竜に気がついてから今日で二週間ちょっと。

その間、注意を向け続け、その怒りや苦痛を共有しつづけました。

どんどん怒りは静まり、穏やかに、ただ哀しげなだけになっていきました。



無視して蓋をして押し込めても、いなくはならない。

人格を乗っ取られ、振り回されても、満足してくれたりしない。

蓋を開けて、その存在に気づき、正視したら、穏やかになり、コントロールできるようになる。


でも、蓋を開けるのが難しい。

蓋の存在に気づくのがまず難しい。

なにかを閉じ込めているのかもしれない、ということに気づくのがまず難しい。


そのために、ヒプノセラピー、ブリージングセラピー、前世療法、などのセラピーが生み出されたんでしょうね。

そのために、セラピストがいるんですよね。


楽天仲間にもたくさんのすぐれたセラピストさんがいらっしゃいます。

ぜひ、頼ってみてくださいね。

Rosemaryさん(今回は私はRosemaryさんにお世話になりました^^)

りり&ririさん

さゆりん
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by tamahomishio | 2005-06-03 18:02 | 過去生の記憶?

魂に効く絵本『おおきなきがほしい』

魂に効く絵本  ~絵本は恋に似ている~ 2005.6.1 第6号
 


      ':・:*:. ☆ .:*:・:'



もう初夏ですね。

青葉が目にまぶしい季節です。

木々の濃い緑陰が映える季節。


この季節にふさわしい絵本ということで、

「おおきな きが ほしい」を選んでみました(^^)




   ☆「大自然に抱きとめられながら
        一人で過ごす時間の大切さ」を語る絵本 ご紹介

    
    『おおきな きが ほしい』(5歳くらいから)

    『あな』(4歳くらいから)
    




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 ● 『おおきな きが ほしい』

  さとう さとる 作・ むらかみ つとむ 絵   偕成社

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     ~~あらすじ~~

 おおきな おおきな 木が あると いいな。

 うーーーんと太くて、

 もちろん かおるひとりで手をまわしたくらいでは

 抱えられないような、そんな太い木。



 そのおおきな木にはしごをかけ、どんどん登っていくと、

 途中にかおるの家があるのです。

 そこには小さな台所もあり、ちいさなベッドもあります。

 「ぼく、ホットケーキなら、ひとりで できるんだ。」



 妹のかよちゃんも連れてきてあげようかな。

 そのためには吊り篭を付けて、

 ハンドルを回すだけで あがってこれるようにしてあげよう。



 その家からもっと上、木のこずえ近くには見晴台があるのです。


 見晴台の近くにはリスの巣穴があり、小鳥たちがいます。。。。


 見晴台からは遥か遠くまで見渡せます。

 「ぼく、とりに なった みたいだ」



 もうすぐ夏です。

 夏になると、高い木の上のかおるの部屋は、

 さぞかし涼しいことでしょう。


 秋になると・・・




    かおるの空想はどんどん広がるのでした。







 そしてつぎの日曜日、

 おとうさんとかおるは本当に木を植えました。

 まてばしい という、とても大きくなる木だそうです。





  ライプチヒ国際図書デザイン展銅賞受賞。






      ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'






自由な空想の翼にのって、自立を模索し始めた子どもの絵本。



おおきなおおきな木の上の、小さなかおるの小屋には、

大人は入れない。



でも、小さな妹なら連れてきてあげてもいい。

リスや小鳥になら木のウロを貸してあげてもいい。

妹、リス、小鳥・・・

病的な孤立ではない、同胞とのつながりを保った、あたたかな孤独。

弱いもの、小さいものへのいたわりも感じる。




おおきなおおきな木に育つ 苗を植えるということ。

それは、夢、希望の種をまくということ。


親が それにつきあってくれる喜び。


その苗は いつか大きく育つだろう。


  それは多分、自己。



  いずれ、時を経て 大きく育ち、

  人を受け入れ、共存し、高みから広々とした世界をながめる。



それは、自分のスペースを確立していく過程。

自己を確立していく過程。





この絵本で描かれるのは 個の崇高さ。

人はその内面世界を尊重されなければならない。


  子どもであろうと。


いや、これから自立していかねばならない 子どもだからこそ。




子どもの内面世界を尊重しよう。


子どもが庭の隅に植えた小さな種には、

それだけの 夢と希望とストーリーが 

こめられているかもしれないのだ。






      ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'






ひとりの場所の大切さ。

ひとりでいる時間の大切さ。

スペースの確保の意味。


それらを静かに描き出す名作絵本。




なぜ子どもは、

机の下や部屋の隅、ベッドの下や大きめの段ボール箱の中などに

すぐにもぐりこみたがるんだろう。



なぜ子どもは、

性差に関係なく、

「ここは**ちゃんのおうち。++ちゃんはお客さんね」などと

言いたがるんだろう。


なぜ子どもは、一定の年齢に達すると必ず秘密基地を作るのだろう。





その答えは、人が自分自身になっていく過程での


  自分の中に埋没する時間の必要さ

  自分をひとりで見つめなおす体験の重要さ 


の中にあるのではないだろうか。





子どもが一人で静かにすごす時間を大切にしてあげよう。

それは決して、子どもを一人ぼっちで放置する ということではない。


おとなの 温かな配慮と視線の中 見守られているという安心感のもとで、

存分に一人の世界に浸らせてあげるということ。



見守られてひとりでいるときに、意味深い変容が起こる。

見守られている、という大きな安心感のもとでこそ、

「ひとりでいることのできる能力」は育まれる。

ひとりでいる能力を身に付けて、

はじめて人はその人自身になることができる。




おとなだって ひとりになろう。




 あなたはひとりの時間を大切にしていますか?

 あなたは自分自身を大切にしていますか?

 あなたは自分の本質とつながってますか?



できれば、無機質な場所よりも、

母なる大自然のふところに抱かれ、

見守られているという実感が得られる場所を探してみよう。

その場所で、のびのびと自分自身になってみよう。



  おおきな木のそばで。

  海辺で。

  山の中で。

  滝の傍で。





      ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'





『おおきな きが ほしい』
さとう さとる 作・ むらかみ つとむ 絵   
偕成社(およそ5歳くらいから)





      ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'






 ☆「大自然に抱きとめられながら
        一人で過ごす時間の大切さ」を語る絵本 
   もう一冊 ご紹介

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 ● 『あな』

  谷川 俊太郎 作・ 和田 誠 絵   福音館

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 にちようびの朝、なにもすることがなかったので、

 ひろしは あなをほりはじめた。

 おかあさんがきた。「なにやってるの?」

 ひろしはこたえた。「あな 掘ってるのさ」

 そういて あなをほりつづけた・・・

 ・・・

 おとうさんがきた。「なかなかいいあなができたな」

 ひろしはこたえた。「まあね」そうして あなにすわりつづけた。


 ・・・・

 あなの なかからみる そらは、

 いつもより もっとあおく もっとたかく おもえた。

 そのそらを いっぴきのちょうちょうが 

 ひらひらと よこぎっていった。


 ・・・・

 「これは ぼくの あなだ」 もういちどひろしはおもった。

 そうして ゆっくり あなを うめはじめた。


 (おわり)




     ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'




ただ穴を掘り、その中にしばらく座り、そしてその穴を埋める。

それだけ。

それ以外になにも起こらない。

  なのに、1983年の発刊以来、20年以上のロングセラー。




読む人の胸を打つ真実が含まれているからこそだと思う。

読んでもらう 子どもの内面世界に響く 真理が含まれているからこそ。



  ひとりの場所の大切さ。

  ひとりでいる時間の大切さ。

  スペースの確保の意味。


それらを静かに描き出す名作絵本。



人が自分自身になっていく過程での

自分の中に埋没する時間の必要さ、

自分をひとりで見つめなおす体験の重要さ。



あなたも、

母なる大自然に見守られているという実感が得られる場所で、

のびのびと自分自身になってみよう。


  おおきな木のそばで。

  海辺で。

  山の中で。

  滝の傍で。


  大地にほった、深い穴の中で。

(これこそまさに、母なる大地のふところに抱かれて、

                 ってことですよね。)





      ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'





村上春樹の言葉に、

「井戸を掘って掘って掘っていくと、

そこでまったくつながるはずのない壁を越えてつながる、

というコミットメント」
(『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』p70)

というのを読んだことがあります。




「すべての大陸が海でつながっているように、

すべての人は感情でつながっている。」

(本田 健 講演会 での言葉)




表面的な違いをこえて 深く掘り下げていったとき、

私たちはメタスキル(感情)でつながれるのです。



そのためには、まず、存分に一人の世界に浸ること。

ひとりでいる能力を身に付けて、

はじめて 孤立からは無縁になれる。



ひとりでいる能力を身に付けて、

はじめて 

本来の自分自身として、

人と本当の意味でつながれるのではないでしょうか。


 逆説的ですが。




      ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'




『あな』
谷川 俊太郎 作・ 和田 誠 絵   
福音館
 * 読んであげるなら4歳くらいから

      ‘:・:*:. ☆ .:*:・:'


参考文献

『子どもが孤独(ひとり)でいる時間(とき)』
エリーズ ボールディング (著), 松岡 享子 (翻訳)
こぐま社

『孤独であるためのレッスン』 NHKブックス
諸富 祥彦 (著) 日本放送出版協会

『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』 新潮文庫
河合 隼雄 (著), 村上 春樹 (著) 文庫 (1998/12) 新潮社

『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』
河合 隼雄 (著), 村上 春樹 (著) 単行本 (1996/12) 岩波書店


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by tamahomishio | 2005-06-01 15:50 | 魂に効く絵本